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Posted in exhibition, Utopic '09 by tot on September 11, 2009

11th Swiss Sculpture Exhibition ‘Utopics’ is held in Biel/Bienne from 30th August till 25th October.

第11回 スイス彫刻展覧会  ’Utopics’ が 8月30日から10月25日までビール/ビエンヌで開かれている。

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Lang/Baumann – photo by Xandra M. Linsin

カティヤ・シェンカーは空地の一角に、ぽんっと、コンクリートのかたまりをおいた。もともと土に大きな穴を掘って、そこにコンクリートを打ち込んだものを取り外して地面にひっくり返しておいている。だから上面は土が付着したままで、土のようなコンクリートのような不思議な表情になっている。その側面は切り落とされていて、中に詰められたもののいろんな断面があらわれている。樹液が洩れる生の木や、かがやく金属、鉱物などを触りながら彼女は説明してくれた。市街地と開発地区の間の空き地というさまざまな要素が交わる点で、文化のあつまりとして、さまざまな生の素材を配置しているという。それは時間を経てゆっくりと変わっていく。彼女は植物を使った作品やランドスケープも手がけていて、パフォーマンス・アートを行うアーティストでもある。

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Katja Schenker

シュタイナー/レンツリンガーは、あふれだすくらいの植物を詰めたコンテナをがらんとした駐車場の一角に設置している。鮮やかなプラスチックのガラクタが絡まる様子をまじまじと眺めるのに、この小さなスペースはちょうどよい。

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Steiner & Lenzlinger

ケリム・ザイラーはチューリヒのアーティスト。市街地の古びた車庫の上に、木杭をつないだ構造体とそれにつなげられた点滅する照明。シンプルな構造体で、自由に構造を延長できるのが特徴だそうで、ある場所では屋上から別の屋上にジャンプするような形態をしている。建物高さが揃うべき街区の一部にある平屋の車庫の上は、街の隙間のようなところで、そこに不思議な形態が周囲に分散しておかれていて、この街区にとてもしっくりきていると気づく。彼は昨今ETHZ(スイス連邦工科大学チューリヒ校)の研究室と恊働もして、構造体が街のコンテクストに応えるような作品を制作している。

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Kerim Seiler

主要な広場ではパフォーマンスが行われている。ユートピアンやマイクロネーションという、展覧会のテーマに市民が参加できる。全裸の人々が広場に立ち尽くすパフォーマンスもあった。

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グーグルアースでマークするあのピンをそのまま彫刻にするという作品。

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ECAL

以上の作品はこの芸術祭のほんの一部で、街全体で数多くのイベントが行われている。連休を利用してスイスに来る方はビール/ビエンヌでこの5年に一度の芸術を体験してはいかがだろうか。

English website   英語ウェブサイト

Utopics – http://www.interversion.org/utopics/home-3

all photographs on this post – ©Xandra M. Linsin

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